出ました、海獣の子供第5集。
今日はそんなかなり私的ブログです 笑
小倉日記はちょいとお休み。
8月30日の発売日をどんなに待っていたか。
最終巻です。
わたしの大好きな海に纏わる証言の数々もこれで終わり。
冒頭から語られる海に纏わる第八の証言に、
それはもうワクワクしてドキドキして何度も読み返しては
先へと読み進めていくのをためらう程でした。
ここにその第八の証言を記しておこうと思います。
自分の為に 笑
まだ読んでいなくて、
楽しみにされている方はここから読むのはやめておきましょう 笑
では。
海に纏わる第八の証言。
世界が
出来た
ばかりの頃。
地上の生きもの
全ては
乾いた
土の塊だった。
ただ、
空を覆う
巨大な
鳥だけは、
有り余る
水で潤い
しなやかに
空を舞っていた。
その秘密を
守るため
鳥は沈黙を
守っていた。
あるとき
地上のものが
鳥の美しさを
ほめ称え
秘密の事を
たずねると、
気を良くした
鳥は
うっかり
口を開いた。
その瞬間、
石は
鳥の口から
こぼれ落ち、
地上のものは
それを隠した。
瞬く間に。
地上に
はじめて
海が出来た。
その水と
乾いた土が
交合し、
今の生き物が
生まれた。
これが冒頭なんて。
第5集まだ読んでいない方も海獣の子供自体読んでいない方も
読まなければ損をします 笑
こんなに心から素晴らしいと思える才能を持った人にはそうそう出逢えない。
画集も同時期に発売されたのですが、
鵺の表紙がわたしが愛してやまない美代子とルゥキィでした。
なので画集も買ったほうがいいです 笑
あ、waster's press.もチェックしたほうがいいです 笑
わたしのnknプレスは似ているのか?
そんな記事が記念すべき100記事目となった様です 笑